老後が不安な女性、おひとりさまが不安な人が今からする準備

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老後が不安

 

将来が不安。
そんな言葉をよく聞きます。

老後に対して漠然とした不安はみんなが持っていますね。
家族がいないから不安、子供と仲悪いから不安、お金の不安、健康の不安…。

「だから貯金しなくちゃ」とか「保険に入らなくちゃ」と思うかもしれません。
でも、貯金があっても、保険に入っていても、人生設計が狂ってしまう人も多いのです。

知っていただきたいデータがあります。

女性のひとり暮らしの貧困率は高いと聞いたことはないでしょうか。

高齢者世代の貧困率を世帯別に比較した場合、女性のひとり暮らしは約半数が貧困状態にあります。
半数って、すごくないですか?

「それって老後ひとり暮らしの場合でしょ?」
と人ごとに感じるかもしれません。

でも、女性は最後はひとりになってしまう人が多いんです。

65歳以上の女性で配偶者のいない女性の割合はなんと51.3%と半分以上なんです。
その中にはご主人と死別した人が43.9%、離別が3.9%。
もともと結婚していなかった人は3.5%しかいないのです。

そして、80歳以上になると、女性の約80%に配偶者がいないんです!!

どうしてでしょうか?
それは男性と女性で平均寿命が違うからなんです。

ずるいですよね、男性は。

だから老後に女性が最終的にひとり暮らしになって、生活に苦しむ可能性はとっても高いんです。

貯金をしていても「オレオレ詐欺にあってお金を失った」ですとか、
「リフォームして子供と同居したけど、居場所がない」という話もあります。

老後どうしよう、ひとりになったらどうやって生きていこう…。

 

老後を不安に思う女性に必要なコミュニケーション力とは?

元気な老人たち

老後を不安に思う女性におすすめの本『おひとりさまの老後』

「老後ひとりになっても怖くない」という心の準備をサポートしてくれる、という意味でおすすめの本です。
社会学者の上野千鶴子が書いた、わかりやすい老後の備えの本です。

この本に対して「お金がある人でないとムリ」「お金持ち向けの本」という批判も多々あります。
ですが、ひとりになる女性の心の準備として、どういう気持ちを持っていたら生きやすいかという手がかりを与えてくれます。

最後は結局ひとりになる女性が多い現実。
ひとりでさみしく死んでいくのは、こわいですね。

この本では主に住まいやお金などについて具体的な事例を紹介しています。

ですが、注目したいのは老後心構えのほうです。

家族はやがて去ります。
仕事仲間もやがて去ります。

だから家族と仕事だけで生きてきた人はひとりぼっちになってしまいます。
友達、が必要なのです。

でも、友達にはメンテナンスが必要。
さみしくなったときだけ都合よく急に連絡して会おう、というわけにはいきません。
友人関係をケアすることが大切だとこの本は教えてくれます。

今、友達との関係をサボっている人はいませんか?

そんな方は、老後に会いたいと思う友達との関係をメンテナンスしていただきたいと思います。
将来孤独な気持ちを和らげてくれる友人は老後の財産になるはずです。
また、「いっしょにいて楽しい」ことは「おもしろい」「話題が豊富」なことではない、とも
この本は言います。
いっしょにいてキモチがよい人であることが重要だ、と。

退職者のコミュニティでは、もう仕事は関係ないので、
自慢話する人や、説教癖のある人は次から呼ばれないということです。
老後は利害関係がないから、逆にシビアなんですね。

きちんと相手の話を聞いけるようなコミュニケーション力が老後だからこそ必要なんだと思います。

筆者の言うコミュニケーション力は、寡黙だったり、おだやかだったり、他人の話をよく聞いたり…。
私たちがイメージする「コミュ力が高い」とは少し違いますね。
一緒にいて居心地がよいような人間になれるかがポイントのようです。
また、長生きする女性は、長生きすればするほど喪失を経験しちゃいます。
いろんな人を見送ることになります。
自分が一番長生きしたら、同世代の友人はもういないことになってしまいますね。

「年下の友達」がいるとリスクヘッジになるそうですよ。
かなり現実的なアドバイスだと思います。

ウッ、となりますよね。
思い出話でもカラオケでも、共感しやすいのは同時代を体験した人たち。
話が合いやすく、ラクですからね。

でも、たしかに同世代だけが友達だと、老後に友達はどんどん少なくなります。
世代が違う、年下の友達をつくることも、女性には必要かもしれません。

さみしい時にさみしいと言える相手がいることが、老後の孤独と付き合っていく上では一番重要なようです。

ちなみに、男性は老後グループホームなどでもひとりで過ごす傾向があるようです。
男性同士で群れないんだそうです。
そして、「さみしい」という弱音も吐けないようです。

「女性ばかりがとり残されてずるいっ!」と思いますが、男性は男性でかわいそうですね。。。

 

ちなみに、この本には配偶者は空気のような存在だ、だからこそなくなったら窒息すると書いてありました。

空気のような存在って、ほんとに大切なものですよね。

男性は特に窒息してしまうのかもしれません。

 

老後を不安に思う女性に必要な心の準備

一人暮らしの女性

お金や住宅、現実的に老後に向けてしなくてはいけない準備は多々あります。

でも、何があるかわからないもの。
用意周到に準備しても、地震や火災、国家の財政破綻で消えてしまう可能性があります。

では、ひとり暮らしに必要な心の準備とは何でしょうか?

私の祖母は、ひとり暮らしをした経験がありませんでした。
大家族で過ごして、そのまま結婚。
舅と姑がいる家に入り、子供を産んでいきました。

つまり、人生をずっと誰かと過ごした人でした。

そんな祖母が初めてひとり暮らしを経験したのは、80歳を過ぎてからでした。
祖父がなくなったからです。

四人の娘はみんなそれぞれの家庭を持ち、別の家で暮らしていました。

初めてのひとり暮らし。
といっても、四人の娘も孫たちもよく訪れていたわけですが、祖母にとってはさみしかったようです。
よく「泊まりにきて」と言ってました。

娘たちが探してきたデイケアサービスは、歌を歌ったりお絵かきして「子供だましだからイヤ」とやめてしまいました。

それでも祖母がいきいきとしていたのは、自分の家で家事や料理を「しなくてはならなかった」からだと思います。
自分で好きな料理をつくること。
やることがないのが、一番つらいものです。
「しなくちゃいけない仕事」を人間は持っていたほうがよいのだと、つくづく感じます。
全部人がやってくれたら、やりがいも生きている意味がなくなってしまいます。

また、野菜づくりが得意な祖母は、よく畑に出ていました。
好きなこと、趣味があること。
もちろん若い時でも、好きなことや趣味があると人生が楽しくなりますが、老後はますますそれが重要かもしれませんね。

そして、人とのつながり。
祖母の友達はみな早く亡くなってしまいましたが、田舎だけに、近所とのつながりはありました。

また、四人娘とも孫たちとも仲がよかったのは大きかったです。
人とのつながりがなかったら、耐えられなかったと思います。

「年とるとみんな子供に戻るんだよ」と自分で言っていた祖母は実際わがままでしたが、
甘えられる相手、さみしいと言える相手はいたんですよね。

だから、私が老後に備えてやろうと思っているのは

1. 趣味を増やす。老後ひとりでいても熱中できるような「好きなこと」をつくる
2.あまり今連絡をとっていないけど、老後付き合いたい友達との関係をケアする
3. 地域と交流する。居住地で飲み友達以外の友達をつくる
4. 家事を手放さない、そしてなるべく長く仕事をさせてもらえるスキルを身につける

です。

祖母を見てると子供がいたほうがいいな、と思いますが、
一方で子供と断絶状態で孤独な人も知ってますので複雑。
家族がいたほうがいいのか?と悩むところですが。

 

時間はあっという間にたってしまいますよね。

老後が不安、夫において逝かれるのが不安、ひとりがこわい。

でも、みんな不安で、コワイんです。

老後の不安に駆れてブルーになってしまうよりも、
できることを準備しましょう。

みんなが老後を迎えるわけですから、みんなが仲間!!

そして…。
将来のことも大切ですが、今を精一杯生きましょう。
自分のほうに、いきなり明日何かが起きてしまうかもしれないんです。

毎日を一生懸命に生きる。
大切な人に、感謝と愛を伝えておく。

毎日を人として丁寧に生きられたらいいな、と思います。

お互い、よい老後を迎えましょうね。

生きるって難しいものです。

 

人生に迷った時は、この本をどうぞ!

<本のデータ>

hyoushi
『おひとりさまの老後』(単行本、文庫あり)
法研 (単行本)
263ページ
2007年7月発売
本が苦手な人の読みやすさ★★★★
おすすめ年代 30代~
おすすめ性別 男女とも
キンドル版あり

<作者プロフィール>
上野千鶴子(ウエノ・チヅコ)
1948年7月生まれ。日本の社会学者。専攻は、家族社会学、ジェンダー論、女性学。東京大学名誉教授、立命館大学大学院先端総合学術研究科特別招聘教授。著書多数。

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吉乃川なつ

吉乃川なつ

本とお酒が大好き! 本は小説からビジネス書、マンガまで前に出されたら何でも読んじゃいます。お酒もビール、日本酒、ワイン、すべて愛しています。 人生や仕事に疲れたみなさんに、ホッと安らげるような記事をご提供できればと思います。

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