理想の上司の条件~部下を動かすリーダーとは

  • LINEで送る

スポンサードリンク




toputiawase

理想の上司の条件とはどのようなものでしょうか。

仕事ができる、仕事が早いといった能力でしょうか。

先を見通せる目でしょうか、正しい方向に仕事を向けていく判断力でしょうか。

 

もちろんこういった能力も非常に重要だと思います。

しかし、もっとも重要なことは部下にこの人についていこう、ついていきたいと思わせる人間性ではないでしょうか。

リーダーの人間性に部下が惹かれていれば、チームワークもよくなり、組織としてのパフォーマンスもよくなります。

仕事に対するメンバーのモチベーションを上げる環境を作り出すことのできる上司こそ、理想の上司像ではないでしょうか。

 

私は社会人として仕事をしてきて11年目になりますが、これまで出会った上司のなかで、もっとも尊敬している理想の上司とのあるエピソードについて、今回はエッセイ風にお話しようと思います。

 

昇進・出世して管理職になられたばかりの方、

部下の仕事のモチベーションを上げたいがどうしたら良いか分からないという方、

立場や権力だけで部下を従わせている方、

上司という立場にある方に読んでいただき、何か感じていただければ幸いです。

仕事を始めたばかりで上司との関係に悩む若い方にも読んでもらえれば、きっと何かを感じてもらい、役立つこともあるのではないかとも思っております。

 

このエピソードは、私が社会人になって3年目の出来事です。

 

理想の上司の条件~思いもよらぬ再入院

社会人になりようやく仕事にも慣れてきた三年目、自分の不注意で左の足首を骨折してしまった。

手術をして少しリハビリをしたら、すぐに職場に復帰する予定だったが、そうはいかなかった。

骨折した傷口が感染してしまい、一度は退院したものの、またすぐ再入院となってしまった。

その後、二週間ずっと抗生物質の点滴生活が続いた。

結局、骨折から完治と言えないまでの回復にニ度の入退院を繰り返し、気づけば一ヶ月も仕事を休んでしまっていた。

 

理想の上司の条件~職場復帰を目指して

nakama

退院後、今後の復帰時期について、上司と話をするため、僕は久しぶりに職場に行く事になった。

フロアに入ると同僚や先輩後輩達が笑顔で迎えてくれ、次々に声をかけてくれた。

松葉杖姿の僕に「足はまだ痛むのか」「どんな体勢が楽なのか」「椅子はこっちの方が良いのではないか」等々、皆優しく気使ってくれた。

ただでさえ休みの間、仕事を肩代わりしてもらっていたので、僕はとても嬉しかったが、それ以上に恐縮してしまった。

 

理想の上司の条件~沈黙する上司

しばらくして、人事・総務を担当する上司と復帰の時期についての話し合いが始まった。

僕はこれ以上周りに迷惑をかけたくないので、早く仕事に復帰したいと思っていた。

ただ、二度目の入退院は復帰を焦るばかり無理をしたせいでもあった。

また傷を悪化させてしまう事だけは避けたい、そんな思いとの葛藤があり、はっきりとした答えが出せないでいた。

 

上司は僕の足の具合とリハビリの状況を聞くと、少し考えてから頷くように「やはり仕事に復帰するのはまだ早い、もうしばらく休むべきだ」と言ってくれた。

そして「若い君が今後歩けなくなったら困るだろう」という優しい言葉に説得され、僕は「そうさせて頂けると有難いです」と返事をした。

 

同席していた直属の上司は、黙って話を聞いていた。

僕はその沈黙に少し罪悪感を覚えた。仕事で直接係わる人は、やはり早く復帰してもらう方が助かるに決まっている。しかし、こんな状況じゃ本音も言えないだろう、そう思うと僕はやはり申し訳なさでいっぱいだった。

 

理想の上司の条件~部下を見守る上司

mimamoru

毎週水曜日はワークライフバランスや節電のため、なるべく残業をしない日になっている。

これからまたしばらく職場を離れ、療養する事が決まった僕は、自分の仕事を少しでも周りの負担にならないよう、資料を見やすくまとめたり、引継ぎ用にメモを残すなどの作業をしていた。

 

気づくと、いつの間にか時計の針は午後7時を指していた。

社内には僕と課長(沈黙の上司)の二人しか残っていなかった。

水曜日はよほどの事がない限り、管理職は模範を示すべく早く帰る。

おそらく僕が残っているせいで課長は帰らないのだろう。

自分の仕事も残っているのかもしれないが、どちらにしても課長は何も言わないので、僕は作業を早く終わらせる事に専念した。
引継ぎ作業もやっと終わり、帰り仕度をしていると、課長が席までやって来て僕に声をかけた。

「帰りもタクシー?」僕は今朝もタクシーで出勤していた。

「はい、そうするつもりです」と答えると、課長は「送っていくよ」と言った。

「大丈夫です、大丈夫です、家の方向も全然違うじゃないですか」

僕は半ば反射的に断ったが、それでも送ってくれると言うので、ありがたく従う事にした。

課長は手早くタクシーを呼び、先に下に降りて行った。

僕も仕度を整えてから外に出ると、タクシーはもう来ていた。

課長の後に続いて乗車し、僕の家までの行き先を伝えると、車は走り出した。

 

理想の上司の条件~行動で示す上司の器

342a017a5f9dab0361b93b2e10d5a271_s

車内では会社の独身寮の話などをした。

会話が途切れると、僕は課長のいない左側を向き、窓越しに光が尾を引いていくのをぼーっと見ていた。

車の揺れに身を預けていると、とても心地が良く、張り詰めていたものが切れたように急に肩の力が抜けた。

するとさっきまでぼーっと見ていた光の尾がひとつ、ひとつはっきりと輝いて見えるようになった。

「大変だっただろ」

課長は僕と目を合わす事なくポツリと言った。

僕は今日までケガをした事で親や友人、職場の人に迷惑をかけた事ばかり気にして「大変だった」という実感が湧いていなかった。

肩の力がぬけて課長の優しさがストレートに心に響いた。

先ほどまで車窓からはっきりと輝いて見えた光がぼやけて視界いっぱいに広がった。

光と重なり静かに熱を帯びた想いが尾を引いていく。
タクシーは家の前で停まり、課長は「自分が払うから先に降りなさい」と言ってくれた。

車内での支払いが済むと、課長も僕の家の前で降りた。

そのままタクシーに乗って行くのかと思ったが、最寄りの駅まで歩いて電車で帰って行った。

僕は課長の格好良すぎないところ、格好つけすぎないところが、むしろ格好良いと思った。

歩いていく背中を見つめ、もし課長が振り返ったら一礼しようと思っていたが、一度も振り返らなかった。

課長の姿が見えなくなったところで一礼した。

 

この人のため、職場の人たちのためにも、戻ったら一生懸命働こうと心に決めた。
あれから七年の歳月を経て尚、まだ心に残っている課長の後姿。

あのときうまく言葉にできなかったけれど、今ならはっきり伝えることができる。

「あなたのような人になりたい」

 

スポンサードリンク



当サイトいやしこむには、心身ともに疲れて癒しを求める方がたくさん来られます。
そこで、このサイトを訪れた方を癒せるように、究極の癒しの音楽を探しました。
そして、ついに見つけたのは「自律神経にやさしい音楽」です。
医学博士も勧めるヒーリングミュージックとは、どんな音楽なのでしょう?
実際にCDを購入して聴いてみました。
1週間聴き続けてどんな効果があったのか、体験レビューはコチラの記事をご覧になってみてください。
癒しを求める方、必見です。

↓ ↓ ↓

究極の癒しの音楽「自律神経にやさしい音楽」を実際に聴いてみて体調は変化したのか?レビュー記事はコチラ


  • LINEで送る

One Response to “理想の上司の条件~部下を動かすリーダーとは”

  1. […] (こんな上司についていきたい!と部下が思う上司はこんな上司です) […]

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ