人の目が気になる人におすすめ気持ちが楽になれる本

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落ち込む女性

学校や会社、人が集まるところでは人の目も気になるし、なかなか自分らしく振る舞えない人もきっと多くいますよね。

私もそうです。

普段あまり人に気を遣って生きているようには見られないことが多いのですが、私も人からどう見られるか気にしながら生きています。

素直に自分の気持ちを表現できなかったり、やりたいことをするのに躊躇してしまい行動に移せなかったりすることがあります。

 

たとえば電車で座っているときに、途中の駅から乗ってきた妙齢の夫婦が私の前に立ったときなんかも迷ってしまうことがあります。

自分一人だけ立つと、夫婦二人なのに一人しか座れないしな。

そうすると、今自分の隣に座っている人にも気を遣わせるなとか、そもそも席を譲った方がいいほど高齢の人なんだろうか、人によっては老人扱いするなって怒りだす人もいたりするしな。などなど…。

ごちゃごちゃ考えてしまって、「座りますか」の一言が言えないこともあります。

考えるのが面倒くさくなって、次の駅に着いたときに降りるかのように立ち上がり、ドア付近で立っていることもあります。

 

自然と動けないのは人の目が気になったり、どう思われるか気にしてしまったりしているからです。

 

もちろん学校や会社は公共の場所だし、多くの人が一緒にいる空間では相手を思いやる気持ちは大事なものだし、必要なものです。

ただ気にしすぎてしまったり、人のためではなく自分の保身のために自分の気持ちを窮屈なところに押しやってしまうのは、自分を辛くしてしまうだけのことがあります。

公共の場所とはいえ、すべて自分を偽ってというわけにはいきません。

なるべく素の自分、自然な自分でいられる方がストレスも少ないですよね。

分かっていても、人の目を気にしすぎてしまって、心が疲れてしまう人におすすめの本があります。

西加奈子さんの『うつくしい人』という小説です。

 

人の目が気になる人におすすめ気持ちが楽になれる本『うつくしい人』(西加奈子)のあらすじ

書物をする女性

他人の目を気にして、びくびくと生きている百合は、ある日会社で些細なミスをきっかけに突然泣き出してしまいます。

そのことで会社に居づらくなり、辞めてしまいます。

 

百合は家にじっとしていて何もしていないことを他人からどう思われるかが恐くて、瀬戸内海の離島に旅に出ます。

そこには景色の素晴らしいホテルがありました。

そこで、デリカシーがなくて冴えないバーテン坂崎(実はアメリカの大学で物理学を教えていた過去がある)と、金髪で美しい外見ながらセクシーさのないドイツ人マティアスと出会います。

 

坂崎とマティアスは外見と中身がちぐはぐだったり、他人からはヘンな人だと思われるようなところがあります。

坂崎は冴えなく見えますが、過去にアメリカの大学で物理学を教えていたことのある、かなり優秀な人です。

百合は、坂崎がそんなに優秀なのに、田舎のホテルで冴えないバーテンをしていることが不思議です。

 

マティアスはすごく女性からモテる外見をしているのに、まったく女性に興味がありません。

マティアスは女性に対して欲望を抱けないことを悩んでいました。

 

そんな凸凹した、かなり個性的な二人と交流することで、人の目ばかり気にしていた百合は少しずつ考え方も変わり、癒されていきます。

坂崎とマティアスのヘンな言動やヘンな性質が、百合を癒してくれるのです。

 

ホテルの図書室で、百合は姉の好きな本を見つけて動揺します。

百合の姉は18歳の時からずっと、部屋の中から一歩も出てこない引きこもりです。

百合は姉と同じ血が自分に流れていることを恐れていました。

 

ある夜、三人はホテルの図書室で二人の女性が写った写真を探すことになります。

写真は図書室の本のどこかに挟まれているはずなのですが、見つかりません。

見つかりませんが、探している間に百合は姉に対する複雑な自分の心情を理解し、固い結び目のようだった心を解いていきます。

 

坂崎とマティアスのヘンさに安心し、自分のまま生きていくことを少し肯定的に考えられるようになった百合は、離島から出る船の上で姉に電話し、東京での現実の暮らしに帰っていきます。

 

人の目が気になる人におすすめ気持ちが楽になれる本『うつくしい人』(西加奈子)のポイント

すっきりした女性

人の目が気になって仕方のない32歳の独身女性、百合が主人公の小説です。

百合には姉がいますが、姉は18歳のときからずっと部屋に引きこもっています。

百合はそんな姉とは正反対の生き方をしようと意識してきました。

だからこそ余計に外の世界と交流しようとし、人と上手く付き合えるようにしようと努めていました。

そんな百合の気持ちが、人の目を気にしすぎてしまう性格に結び付いていました。

 

田舎のホテルで出会った坂崎とマティアスはどうしようもなく、隠しようもなくヘンなところのある二人です。

でも、そのヘンなところが二人の魅力です。

二人の個性的な人間と交流することで、百合の凝り固まっていた思考が解放されていきます。

精神的に窮屈なほうに押しやってしまっていた気持ちを、百合自身が開き直って自然に生きていこうとする姿が印象に残ります。

 

人の目が気になる人におすすめ気持ちが楽になれる本『うつくしい人』(西加奈子)の「あとがき」と「文庫化記念対談 ともさかりえ×西加奈子」から名言を抜粋して紹介

「明るい未来」を想像できなくても、「今」を必死に生きなくても、思い出、があれば、ぐんぐんに進むことができるのです、私たちは。(P231 幻冬舎文庫でのページ数。以下同じ)

 

百合ちゃんは私より、数倍めんどくさい子で。この子がどうやったらラクになるかなぁと思ったら、全然自分のことを見てない、自分にまったく興味のないヘンな人が、それぞれ勝手にヘンなことで悩んでたりヘンなことしてたら……。それだけで、なんだかラクになるんじゃないかなぁって思って。二人を登場させてから話も動き出したし、自分の気持ちともリンクして、書いていてどんどんラクになっていった。書き上げた頃はほんま、うちもスッキリした。(P238)

 

ある日、私がめっちゃ憧れてる、ものをはっきり言える子に、「私は加奈子ちゃんみたいになりたい」って言われたことがあって。その瞬間、私も誰かの「うつくしい人」っていうか、私もキラキラして見えるんやぁとか思ってワックワクしちゃって、嬉しくてタクシー乗られへんくなった。帰り道、スキップで帰ったった(笑)。(P238)

 

気持ちは続かへんけど、続かんからいいのかもなぁって思う。(P240)

 

西 自分で不幸になれるんやったら、自分でも幸せになれるんだ。トンネルが長い人とか、うぅーって悩む人ってやっぱり、パワーがある人やからね。

ともさか どん底を引っ張れる人は、タフですよね。

西 その分、幸せをつかむ力もでかい!

ともさか 結局、自業自得だなって思うんです。自分はダメだって思っちゃってるのも自分だし、ダメだダメだって連鎖させてるのも自分なんだなって。

西 辛くなるのも、幸せになるのも、自分次第。なんか、元気になった(笑)。今日はありがとう!(P240)

 

『うつくしい人』を読んだプロライターの名言?迷言?

やりたいことをやりたいようにやる。それが一番元気に生きられる方法だ!

 

 

↓↓↓おすすめの本なので、ぜひ読んでみてください。

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うつくしい人 [ 西加奈子 ]

読みやすさ ★★★★★

気持ちが楽になれる度 ★★★★★

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