まだ東日本大震災は続いている~ツナガルJAPANプロジェクト

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被災地のひまわり

いやしこむでは、「ツナガルJAPANプロジェクト」を応援しています。

東日本大震災から5年が経過した今、求められるものとは何なのでしょうか。

東日本大震災復興支援プロジェクト「ツナガルJAPANプロジェクト」の江口りえさんにお話を伺いました。

 

有志で起こしたアクション、東日本大震災の復興支援「ツナガルJAPANプロジェクト」

――東日本大震災の復興支援「ツナガルJAPANプロジェクト」の歩みについて、プロジェクトを知らない方のために簡単にご説明ください。

 

私は仙台中心部の職場で被災しました。

すごい揺れで、パソコンのモニターを必死で押さえました。

当日家まで帰りましたが、その後が大変でした。

 

ライフラインの復旧には時間がかかり、ガスが復旧したのは一か月以上経ってからのことです。

余震も続き、4月の余震では、またライフラインが途絶えました。

日常を取り戻すのが難しい状態でした。

 

そのような状況で、自分たちも「被災者」ではあるけれども、「自分たちよりも苦しい、困っている人たちもいる。何か自分たちにできることがあるのではないか」と感じて、有志でこのプロジェクトを立ち上げました。

何かアクションを起こす必要があると感じたのです。

 

私はWEB制作会社に勤務していたため、社員と情報サイトを立ち上げようと思いました。

被災地への募金・物資を募ったり、災害ボランティアを募集したり、被災地の特産品などを販売する、被災地に寄り添った情報発信ができるサイトです。

例えば物資が沿岸部に偏って、届かない地域もありました。

震災後はSNSによる情報発信はさかんでしたが、被災地から発信するサイトを作れれば、と思ったのです。

 

広がる復興格差

被災から1年後の石巻の光景

――震災から五年が過ぎようとしています。宮城県は復興が進んでいるように思えますが、復興の現状について教えてください。

 

「復興格差」があります。インフラの復興が進んでいますし、中心部郊外には、マンションも建設されています。

でも、その一方で、今なお仮設住宅に住んでいる方も多くいます。

2016年1月現在で福島、宮城、岩手で5万8948人いると言われています。

仙台の中心部にも仮設住宅がありますが、ここに住んでいる方の中には、それまでの居住地から離れ、知らない土地に住んでいるという方もいます。

そうした方は、日常を取り戻せてはいません。

復興格差を感じています。

 

また、経済も同様です。

経済格差があります。

 

例えば雇用では、求人があっても、非正規雇用の募集が多いのです。

震災により会社が倒産して職を失い、非正規雇用に就いている人も数多くいます。

 

建設業など潤っている産業もありますし、また宮城県には復興特区もありますが、コールセンターなどの誘致が多く、将来にわたってこの地域の支えになるような産業、長期的に雇用を支える基幹産業が育っていないのではないか、と不安を抱きます。

 

繁華街を歩けば、賑やかで活気があります。

でも、歩いている人は外から来た人だったり…。

 

取り戻せない日常がある

被災地の沿岸部、美しい海

――震災直後は内外問わず様々な支援があったと思いますが、現在はいかがでしょうか。震災から五年経った今必要とされている支援の形について教えてください。

 

経済的なことはもちろんですが、「心のケア」が必要だと感じています。

 

今もまだ、震災は続いています。

震災の影響を受けている人がたくさんいます。

完全に元通りの日常には、戻れません。

 

東京から転勤してきた上司が「被災地では、時間軸を「震災前」「震災後」に分けているように感じる」と言っていました。感覚のギャップがあります。

被災地では、震災がまだ続いています。

 

ですから、一番の支援は、実際現地に来て現状を知ってもらうことかもしれません。

友人が「沿岸部ウォーキング」というのを主催しています。

被災した沿岸部を自分の目で見てもらう、というイベントです。

まだ、震災が続いている、震災の影響を受けている人がいる現実を知っていただければと思います。

 

人のつながりをつくるレッスン

「ツナガルJAPANプロジェクト」のヨーガのレッスン

――「ツナガルJAPANプロジェクト」で行っているヨーガや音楽の活動は、被災した方々にこれまでどのような影響を与えてきたでしょうか。

 

女性は苦しみを口にできません。

自分が息苦しいとか、つらいとかいうことを口にできません。原発のことも。

けれども、「がんばって」と言われて、心の中で葛藤がある。

特に厳しい立場にあるのが女性だと感じていました。

 

私自身、ヨーガに精神的に助けられた経験がありました。

「ヨーガ」という言葉はサンスクリット語で「つなぐ」という意味です。

 

ヨーガを通して心の平安を自分自身で取り戻してほしい。

そして、女性たちに自分を大切にしてあげてほしい。

そう思ったのがきっかけです。

 

私はヨーガや音楽と関わりが深かったので、ヨーガや音楽のイベントを開催しました。

 

開催してみると、レッスンの前後で参加者の表情が違います。

レッスン後に、笑顔になるんです。

そして、参加者同士が仲良くなります。

 

人とのつながりができる、というソフト面で意義が大きかったと思います。

震災直後は毎月1回くらいのペースで開催していました。

現在はペースが減りましたが、今後も定期的に開催していきたいと思います。

ヨーガのレッスン会場となった輪王寺

人のつながりはおもしろいもので、ヨーガ講師のAKI先生もそうですし、また仙台市青葉区北山の輪王寺はお寺でヨーガのレッスンを開催させてくれました。

東北有数の名園がある、由緒正しいお寺です。

 

自然とともに生きたい

いのちを守る森の防潮堤プロジェクト

――いのちを守る森の防潮堤プロジェクトについて伺わせてください。

 

大震災の津波で、防潮堤のクロマツが根こそぎなくなりました。

コンクリートの巨大な防潮堤構想もありますが、できれば自然とともに生きたい。

木を植えて、多層構造の緑の防潮堤をつくろうというプロジェクトです。

植樹イベントを毎年行っていますが、苗木が育つのを見るのはうれしいものです。

植樹祭にぜひ来ていただきたいと思います。

 

継続的に活動をしたい

被災地に咲く花

――今後の「ツナガルJAPANプロジェクト」の展望について教えてください。

ボランティアであるという制約はあります。

みんな仕事を他に持っていますが、できる範囲で活動を続けていきたいと思います。

 

東日本大震災復興支援プロジェクト「ツナガルJAPANプロジェクト」

 

 

 

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吉乃川なつ

吉乃川なつ

本とお酒が大好き! 本は小説からビジネス書、マンガまで前に出されたら何でも読んじゃいます。お酒もビール、日本酒、ワイン、すべて愛しています。 人生や仕事に疲れたみなさんに、ホッと安らげるような記事をご提供できればと思います。

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