日本人の癒やしといえば、温泉ですよね。
体が疲れた時には、日本人の大好きなお風呂にゆっくり浸かりたいものですよね。
さらに趣のある街並みを歩いて、旅情あふれる景色を眺めながら露天風呂なんて最高です。
というわけで今回は温泉好きのプロライターが、これまで訪れた温泉で本当に良かったおすすめの温泉地、露天風呂を紹介します。
これまでに行った温泉を列挙すると、こんなところに行ったことがあります。
熱海温泉、箱根温泉、草津温泉、鬼怒川温泉、別府温泉、湯布院温泉、道後温泉、霧島温泉、有馬温泉、月岡温泉、加賀温泉、湯原温泉、男鹿温泉、和倉温泉、ウトロ温泉、阿寒湖温泉、河口湖温泉、修善寺温泉・・・など。
これらの温泉をおさえてベストスリーに入った温泉とは?
さっそくランキング3位からご紹介します。
第3位 七沢温泉
出典:https://ja.wikipedia.org/
神奈川県の温泉地といえば箱根温泉が有名です。
もちろん箱根温泉も素晴らしいのですが、私は七沢温泉がとても良かったです。
神奈川県の中央部厚木市にあるので、首都圏からも余裕をもって日帰りできる距離にあります。
車で行かれる方は東名高速道路の厚木インターから20分くらいですから、とても行きやすいです。
電車とバスでのアクセス
小田急小田原線の本厚木駅、愛甲石田駅、伊勢原駅からバスが出ています。
おそらく本厚木駅から行かれる方が一番多いと思います。バスの本数も本厚木駅からが一番多いです。
本厚木駅からのバスの所要時間は約30ほどです。
宿によっては本厚木駅や近隣駅まで送迎バスが走っています。(送迎してもらうには、宿泊や日帰りでもプランの指定があるようです)
おすすめ理由
七沢温泉のよいところは何と言っても泉質です。
これまでに入浴した温泉で一番、入浴後に肌に触れたときにスベスベとした感触がしました。
強アルカリ性の泉質が肌をスベスベにするんです。
もちろん露天風呂もあります。
周辺スポット
七沢温泉の近くには、七沢森林公園という大きな公園があります。
自然豊かな、だだっ広い公園でバーベキューなんかもできます。
また「ZUND BAR」という、このあたりでは有名なバーなのにラーメン屋もあります。(ラーメン屋なのにバー?)
おすすめの一日コースは七沢森林公園で食事をして、散歩をしたり原っぱのうえでボール遊びをしたりして汗をかいたところで、七沢温泉に入ります。
そして「ZUND BAR」でラーメンを食べてしめるというのがいいかなと思います。
私もこのような一日スケジュールで七沢温泉を満喫しました。
箱根温泉に比べるとあまり有名な温泉地ではありませんがその分あまり混んでいませんし、適度にひなびた感じがしてのんびりできるので七沢温泉おすすめです。
第2位 黒川温泉
出典:http://www.kurokawaonsen.or.jp/
第2位は一気に日本の南に飛びます。
熊本県阿蘇郡南小国町にある黒川温泉郷です。
大分県との県境近くにあり、九州を南北に半分にしたら北部の真ん中くらいにあります。
この温泉地は電車やバスで行くのは大変なので、車で行くのがおすすめです。
私は2回黒川温泉を訪れたことがありますが、2回ともレンタカーで行きました。
おすすめ理由
なんといっても黒川温泉郷の雰囲気がとてもいいです。
山間の川沿いに昔ながらの日本家屋が立ち並び、情緒のある温泉街です。
温泉街の中を小さな川が流れており、その両側に温泉宿、温泉旅館が建っています。
川の名前は、「黒川」ではなくて筑後川の源流というだけで名前が付いていません。地元では「田の原川」と呼ばれているんだそうです。
ほとんどの旅館に露天風呂があって、露天風呂からの眺めも癒されます。
黒川温泉は今でこそ全国に名の知れわたる人気の温泉地となっていますが、一時はかなり衰退して存亡の危機にありました。
そこから自然の雰囲気を重視した露天風呂と温泉街が一丸となって環境づくりや広報活動をした結果、復活したのです。
“「街全体が一つの宿 通りは廊下 旅館は客室」という言葉が黒川温泉のキャッチフレーズ”wikipediaより
このキャッチフレーズどおりの素晴らしい温泉街の景観です。
いまの黒川温泉の人気があるのは、街の人たちが協力して一つの街として魅力づくりをしてきたからです。
おすすめの巡り方
黒川温泉を満喫したい方に絶対おすすめなのが、入湯手形です。
入湯手形の使い方は簡単です。
各温泉旅館、温泉宿で入湯手形を購入します。(一枚税込1300円)
この入湯手形で好みの温泉を選んで、3ヶ所入浴することができます。
黒川温泉の露天風呂の入浴料は、一軒あたり500円~800円なのでお得ですよね。
さらにこの手形を見せると、温泉街の中にあるお土産屋さんや食事の店などで商品を割り引いてくれます。
きっと黒川温泉の通りを歩いていると、一軒だけではなくいくつかの旅館の露天風呂に入ってみたくなります。
ぜひ入湯手形を使って、お得に黒川温泉を楽しんでください。
第1位 乳頭温泉
今度は一気に北に飛びます。
岩手県との県境に近い秋田県の山の中にあるのが乳頭温泉です。
山間というよりも山奥にある温泉郷です。
まさに秘湯という言葉がぴったりな雰囲気満点の温泉郷です。
温泉郷とは呼べても、街がありませんから温泉街とは呼べません。
(今回紹介した温泉地では黒川温泉だけは温泉街と呼べますが、七沢温泉も温泉街らしい街はありません。)
アクセス
秋田新幹線こまちで田沢湖駅に下車します。
そこからバスで40分~50分くらい山奥に上っていったところに乳頭温泉郷があります。
私が行ったときは田沢湖駅でバスに乗車したときから人が少なかったのですが、途中の停留所でみんな降りてしまいました。
冬に行ったので日が暮れるのが早く、まだ17時くらいだったと思いますが外は真っ暗でした。
雪がかぶさるように道の両側に積もっており、上れば上るほど雪が深くなっていきます。雪の壁のあいだを走っているという感じでした。
真っ暗な山を上っていくバスの中で少しずつ心細くなっていったのを覚えています。
電車とバスで行くよりも、車・レンタカーで行くほうが便利だとは思います。
ただ冬場に行く人で、雪道が心配な人はバスがいいでしょう。
ずいぶんと山を上ったところでバスを降りました。
私が乳頭温泉で宿泊したのが「乳頭温泉郷 妙乃湯」という温泉宿です。
ここがめっちゃおすすめです。
↓↓↓こちらです。
おすすめの宿 妙乃湯
乳頭温泉郷では「鶴の湯」という宿が江戸時代から営業しているという歴史があって有名です。(なんと1688年あたりから湯宿としての経営がされていたという記録が残っているそうです。)
そのため乳頭温泉をテレビで紹介するときなどは、この鶴の湯の露天風呂の映像が使われることが多いです。
私は鶴の湯の露天風呂には入っていないので映像を見ただけですが、鶴の湯の雰囲気もすごくいいです。
ただ歴史という点を除けば、妙乃湯からの景観のほうが勝っていると私は思います。
妙乃湯の露天風呂からの景観はこんな感じ。
春、夏、秋とそれぞれの季節で良さはあると思いますが、私が冬に行ったせいもあり冬に行くのもおすすめです。
しんしんと降り積もる雪を眺め、段差のある川を流れる水の音を聞きながら、体の芯から温めてくれる温泉に入る。こんな贅沢はなかなかないです。
妙乃湯のおすすめポイントの一つが、金の湯・銀の湯という二つの泉質を楽しめるところ。
女性にもとても人気のある宿です。
カップルで行きたい人は、30分単位で予約できる貸し切りの混浴露天風呂もあります。
貸し切りじゃない混浴露天風呂もあります。
基本的には宿泊客の方向けなので、日帰り入浴の営業時間は10時~15時と短いので注意してください。
これまで私が入浴してきた温泉で、一番印象に残っている温泉なので間違いなくおすすめです。
ぜひ行ってみてください。
↓↓↓
ライターのぼやき
どうやら熱海温泉や別府温泉のように海に近いリゾートとして開発された温泉地よりも、山間にある、こじんまりとした温泉地が私の好みのようです。
好みが合う人には、さらにおすすめです。
“宿泊せずに日帰り入浴できるおすすめ温泉露天風呂ランキング” への1件のフィードバック