突然ですが、あなたは睡眠中にいびきをかいていますか?
眠っている間のことですから、自分では分からないですよね。
一緒に住んでいる人に教えてもらわないと分からないはずです。
一人暮らしの方は、分かりようもないですね。
いびきをかく人の割合(日本人)
いびきをかく人の割合は、だいたい5人に1人程度と言われています。
いびきというと、中年男性にかく人が多いイメージがありますね。
男女別で見ると男性の24%、女性の10%がいびきをかくという統計データ(※)があります。
(※ Sleep Breath 2011;15:63-69)
ただ女性も決して少なくはありません。
これは年齢別のアンケートではありませんので、中年男性はもっと割合は高いでしょう。
日本人の5人に1人の割合でいびきをかくということは、あなたがいびきをかいていないという自信はなかなか持てないですよね。
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いびきってなんでかくの?いびきの原因
いびきって風邪や花粉症で鼻がつまっていると、誰でもかくようなイメージがありませんか?
でも、いびきは鼻の通り道が狭くて鳴る音ではありません。
鼻がつまっていると、口呼吸になりますよね。
口呼吸になると、舌がのどの奥に下がってしまうので、気道が狭くなります。
気道が狭くなってしまうことで、いびきをかいてしまいます。
いびきをかくのは鼻づまりの時だけではありません。
空気の通り道である気道が狭くなり、狭いところを通る時に振動する音がいびきであり、いびきの原因です。
じゃあ、なぜ気道が狭くなってしまうのでしょうか?
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いびきの原因。なんで気道が狭くなるのか?
肥満
いびきの原因でもっとも多いのが肥満です。
脂肪がついてしまうのはお腹だけではありません。
首まわりにも、気道のまわりにも、舌にも、脂肪はつきます。
脂肪がついた分、空気の通り道が狭くなってしまいます。
出典:http://xn--info-453c2bzpz892al7wc.biz/
二重あごになっている人は注意が必要です。
二重あごになる原因は、脂肪がついてしまっていることと首まわりや口まわりの筋肉が落ちてしまっていることです。
舌を支えている筋肉も衰えてしまっているので、舌が気道に落ち込んでしまって空気の通り道を狭めます。
舌が気道に落ち込んでしまう現象を、舌根沈下といいます。
鼻づまり
さきほど書いたとおり、鼻づまりもいびきの大きな原因の一つです。
口呼吸をすると、舌が気道に落ち込んでしまいやすくなります。
アレルギー性鼻炎など鼻の疾患をもつ人は増えていますので、いびきをかく人も増えています。
また鼻がつまっているわけではないのに、睡眠時に口呼吸をしてしまう人もいます。
口呼吸はいびきだけでなく、のどの疾患、虫歯になりやすい、歯ぎしり、風邪をひきやすいなど体に良くない影響があります。
アルコール
お酒を飲むとリラックスできますよね。
アルコールのリラックス効果は心だけでなく、体の筋肉も緩ませます。
気道の筋肉も緩んで、空気の通り道を狭めてしまいます。
ストレス
意外かもしれませんが、ストレスもいびきの原因の一つと言われています。
ストレスが溜まっていると、人の体は酸素をたくさん取り入れようと口呼吸をしやすくなってしまいます。
口呼吸をすると、いびきをかきやすくなってしまうのはさきほど書いたとおりです。
寝室の気温や湿度
寝室が寒かったり、乾燥していると風邪をひきやすく、鼻づまりを起こしやすい環境と言えます。
鼻づまりになってしまうと、いびきの原因である口呼吸になってしまいます。
室内の環境にも気を配りましょう。
いびきをかきやすい体質
いびきをかきやすい体質が、いびきの原因となっていることもあります。
- 小顔で、あごが小さく後退気味の人は、寝た時に舌の付け根が奥へ落ち込みやいため、いびきをかきやすい体質です。
- 首が太くて短い人は、肥満の人と同じように首周りの肉が気道をふさいでしまいやすいので、いびきをかきやすい体質といえます。
- 舌が大きい人、のどちんこが大きい人、扁桃腺が大きい人は、それぞれ大きい部位が、睡眠中に気道をふさぎやすくなってしまいます。
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いびきの治し方。原因によって対策法は異なる
いびきの治し方は原因によって異なります。
原因となっている要因を取り除いてあげるようにしましょう。
アルコールやストレスが原因となっている方は、アルコールやストレスをなくせばいびきもなくなります。
ストレスをなくすのは簡単ではないかもしれません。
ストレスを溜めないように食事に気をつけたり、発散法を見つけたりするようにしましょう。
http://iiiyashi.com/088/
http://iiiyashi.com/053/
舌が気道に落ち込むのを防ぐ対策
睡眠中に舌が気道に落ち込んでしまうことがいびきの原因の方は、仰向けで寝ずに横向きで寝るといびきが治ることがあります。
横向きなら、舌が落ち込まないからです。
ただ寝返りをしているうちに、寝付くときは横向きで眠っても、仰向けになってしまうこともあります。
それに多くの枕は横向きで寝る用ではなく、仰向きで寝るとき用に作られています。
横向きで寝た時に、肩と首とが直角になるような高さの枕を選ぶと体が楽なので、横向きで眠っている時間が長くなります。
鼻づまりがいびきの原因の人
鼻づまりがいびきの原因となっている人は、鼻の疾患を治す必要があります。
アレルギー性鼻炎、花粉症など鼻づまりになってしまう原因の対策をする必要があります。
鼻腔拡張テープといった商品もあります。
ただ鼻づまりの根本原因を解消しないと、いびきを治すことも難しいでしょう。
花粉症で悩んでいる方には、こちらの記事をおすすめします。
http://iiiyashi.com/122/
肥満の人はダイエット
首周りに脂肪がついてしまっている人は、その脂肪が気道を狭めてしまっています。
ダイエットをして、その脂肪をとれば気道が広くなっていびきが治る可能性があります。
また肥満でなくとも、首まわりや舌を支える筋肉が衰えてしまっている人もいます。
マッサージで筋肉を鍛える方法もありますが、サプリメントで気道を狭くしてしまう筋肉の衰えにアプローチする方法もあります。
老化とともに筋肉が衰えていくのは、どうしようもない部分もあります。
いびき対策専用のサプリメントがありますので、ご紹介します。
すべての人に効果があるとは言えませんが、このサプリメントで50%くらいの人に効果があったようです。
“不快な寝息がうるさいと言っていた妻が、飲み初めて一週間程度で静かになってきたとのことでした。はじめは半信半疑でしたが私には効果があるのだと思いました。 不快な寝息で悩んでいる人にはお勧めしますよ。”
“旦那の不快な寝息がすごくて、眠れずに昼からガンガン響いていたのですが、楽でゆっくり休息できました。”
こういったレビューもありますので、試してみる価値はありそうです。
商品詳細は下記のリンクから見れます。
そもそも眠れないんだよなとお悩みの方にはこちらがおすすめです。
私は6つめの方法がおすすめです。
http://iiiyashi.com/041/
眠れない時にはリラックスするのが重要です。
リラックス効果のある音楽を紹介しています。
http://iiiyashi.com/133/
“いびきの原因と治し方。病院や薬の前に試したいいびき防止対策” への2件のフィードバック