母親きらいうざいと思っている人が多いようです。

母親が口うるさい。

すぐに干渉する。

期待が重い。

愛情という目に見えないロープで縛られているみたい。

たしかに母親の「期待」はプレッシャーです。
子供は敏感に親の「期待」を感じてしまうものです。
母親が子供と自分を同一視しているんじゃないかという息苦しさを感じてしまうかもしれません。

重いから、逃げたい。
めんどください。

母親が子供に「依存」してしまい、精神的に大きな影響を与えてしまうこともあるようです。
そのような場合には、子供には逃げ場が必要。母親もカウンセリングを受けるなどして変わる必要があります。

でもほとんどの場合は、「母親がきらい、母親がうざい」という人のお母さんは普通の方です。
ちょっとお節介だったり、口うるさかったりするけれど…。

普通のお母さんでも、うざいと思ってしまう。
そして意識することも気を遣うこともなくなっていく。

母親は当たり前すぎる存在になってしまっているかもしれません。

だから友達よりも彼女よりも趣味よりも母親を後回しにしてしまってる人も多いのではないでしょうか。
でも、少し考えてみませんか?

空気がなくなってしまったらどうでしょうか?

突然空気のような存在がなくなってしまうことを考えたことはあるでしょうか。

 

母親がきらい、うざいと思っている人に~「死生学」って知ってますか?

母親がうざいと感じている女の子

「死生学」という学問があります。

「死生学」は文字通り「死ぬと生きる」ことについて学ぶものです。
死を意識して、初めて生が見えてくる、そういう側面があります。

関西学院大学では死生学の授業が行われていました。その授業を扱った番組が印象的でした。

学生は「自分が病気でだんだん死んでいく」と仮定し、日記をつけます。

そして、学生は「自分にとって大切なもの」を12個ほど紙に書くように言われます。

学生たちが書くのは、彼氏や彼女だったり、友達だったり、スマホだったり、趣味だったり、思い出の品だったり…。

それぞれにとって大切なものを書きます。

その大切なものを、毎週1つずつ学生は捨てていきます。

自分が死ぬ、という仮定で一つずつ諦めていくのです。

自分にとっていらない、諦められる、と思うものを選んで、捨てていきます。

まず、物が消えます。

スマホが消えます。

最後に残るものは何でしょうか?

多くの学生が最後に残したもの、それは「母親」でした。

大学生にとって、母親は普段時間を割いたり、大切にしている相手ではないでしょう
仲間とつるんだり、彼氏や彼女と過ごすほうが楽しいと感じている人が大半ではないでしょうか。
母親には口を聞かなかったり、ぶっきらぼうな返答をしたり、ぞんざい扱ったり。母親をうざいと思ったり。

でも、自分が死ぬ、と思った時に最後に残すもの。
それは、母親だったのです。

残念なことに、人間は何かあって初めて大切なものに気づくものです。

母親に口をきかなかったり、八つ当たりできるのは、母親が自分を見捨てないという甘えがあるから。
彼女や友達と違って、母親は去っていく心配がないからです。

だから母親に対する感謝の気持ちをわざわざ感じることも、口に出すこともありません。

でも、たまに考えてみてください。

もしあなたが死ぬとしたら、最後まで残したいものは何でしょうか。
最後に話したい人は誰でしょうか。最後に会いたい人は誰でしょうか。

友達ですか?彼氏や彼女ですか?それとも、お母さんですか?

 

母親がきらい、うざいと思っている人に~どうしたら母親とうまくいくのか

母親にイライラする中学生、高校生
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もし母親が息苦しいと感じるのであれば、お互いがやさしくできる距離をつくってみましょう

今母親をうるさく感じてしまうのはいつも同じ家にいるからです。

大人であれば、家を離れて近くに住む。
母親と少し離れていれば、やさしくできたりするものです。

ひとり暮らしを経験すると、人は母親や家族のありがたさに気づきます。
でも、また家に帰って一緒にいるとケンカしたりしてしまうんです。

人間って、不思議ですよね。

だから、大人になったら母親とは心地よい距離感を取ってみましょう。

「ふるさとは遠きにありて思ふもの そして悲しくうたふもの
よしや うらぶれて 異土の乞食となるとても 帰るところにあるまじや」

これは室生犀星が帰郷した時につくった詩です。
ふるさとは懐かしい。大切なもの。
でも、ふるさとに帰ってみると、案外自分の思うような応対はしてくれない…。
だから遠くにいて思うのがいいよ、というような詩です。

どんな人間関係でも、上手な距離感が必要。

いま母親がきらいでうざい、窮屈だと感じる人は、大人になったら母親と上手に距離をとってみませんか?

距離感がつかめれば、関係性はラクになります。

「母親がうざい、けど愛されてる」、と感じる人は、大人になったら自立しましょう。

 

「この世で一番大きな苦しみは一人ぼっちで、誰からも必要とされず、愛されていない人々の苦しみです」(マザーテレサ)

という言葉があります。

そうですよね。誰からも必要とされず、愛されないことは、人間にとってつらい。

だって私たちは集団的な動物なのですから…。

愛されてもうざく、窮屈に感じる家族は複雑なもの。

家族を大切にするためにも、距離が必要ですし、「自分」を持つことが必要だと思います。

どれだけ愛していても、子供は母親の分身にはなれません。別の存在です。

だから、別の存在として、自分を確立していきましょう

「自分」を確立することで、お母さんのことも、家族のことも思いやれるはず。

 

私も田舎から上京した時に母親に付き添ってもらって下宿を探しました。
賑やかな母親は大げさに心配してました。
東京に住んだら、おっちょこちょいだから揚げ物をするな、とか。

私は不機嫌になったり拗ねたりしながら引っ越しをしました。

でも、母親が帰った瞬間、ひとりになった瞬間、涙が止まりませんでした。

ひとりぼっちなんだな、って。

 

遠慮の必要のない母親は「空気」のような存在かもしれません。

そして、やたらとイライラしてしまうのが10代です。

でも…。

「空気」だから母親に甘えているかもしれませんが、何があるかわからないのが人生です。

今日が最後だったら、自分は誰と過ごして何を伝えたいのか、考えてみてください。

 

母親や家族って、身近だからありがたさと鬱陶しさが入り混じってしまうと思います。

昔、こんな広告コピーがありました。

僕が母のことを考えている時間よりも母が僕のことを考えている時間の方がきっと長いと思う

NTTのコピーでしたが、そうだよな、って思いました。

私たちがお母さんのことを考えてる時間よりも、お母さんが自分のことを考えてくれてる時間の方が長いですよね。

 

イライラしそうだなって思う時に、心があたたまる言葉があります。家族についての名言集

心を癒したい時に、見てみてくださいね。

 

家族、友達…。

大切な人に連絡をとろうとする時に限って、スマホのバッテリー切れの経験はありませんか?

iPhoneのバッテリーを長持ちさせるコツ、チェックしてみてください。

大切な人には、言葉にして感謝の気持ちを伝えたいものですね。

面と向かって言うのが恥ずかしい時は、通話やメッセージで伝えてもよいかもしれません。

 

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吉乃川なつ

吉乃川なつ

本とお酒が大好き! 本は小説からビジネス書、マンガまで前に出されたら何でも読んじゃいます。お酒もビール、日本酒、ワイン、すべて愛しています。 人生や仕事に疲れたみなさんに、ホッと安らげるような記事をご提供できればと思います。