告白で最も大事なのはタイミング
告白において最も大事なことって何だか分かりますか?
セリフ?
場所?
手紙で?電話で?メールで?
いいえ、最も大事なのはタイミングです。
絶対に成功する告白のタイミングがあるって知ってますか?
そんなタイミングあるのって思った方、あるんです。
告白におけるタイミングって、そもそも何?
そもそも告白におけるタイミングって何だと思いますか?
一日の何時くらいに告白するかってっこと?
そうではありません。
ちなみにデートに誘うのに一番いい時間帯は、昼間でも夜でもなく夕方だそうですよ。
夕方に誘うと一番成功確率が高いというデータがあるそうです。
気になる方は試してみてください。
告白も夕方にすると成功確率が上がるかもしれませんが、絶対とは言えないですよね。
デートの食事前、食事中、食事後ですか?
それも違います。
こちらもちなみにですが、女性の性欲と食欲を感じる脳の部位は近くにあって、女性はお腹がいっぱいになると性欲も減るそうです。
男性は関係ないんですって。
いまの医学や脳科学ではいろんなことが分かるんですね。
告白のタイミングとは相手の気持ちの状況
タイミングというのは、何時くらいに、どこでといったことではありません。
タイミングというのは相手の気持ちの状況のことです。
相手の気持ちの状況によって、臨機応変に対応を変えなければなりません。
だから絶対に告白に成功するセリフというのは存在しません。
絶対に告白に成功する場所というのもありません。
相手の状況によって言葉も行動も変えなければなりません。
しかし、絶対に告白に成功するタイミングというのは存在します。
告白のタイミングですが、もちろん自分の気持ちの高ぶった時にしたい人がほとんどだと思いますが、成功する告白がしたいならそれではいけません。
当たって砕けろで自分の気持ちだけ高ぶった時に告白するのは子どものすることですし、相手も迷惑です。
恋愛はシミュレーションゲーム・営業と同じようなもの
(出典:photo by David Photo Studio クリエイティブコモンズ)
恋愛というのは戦略です。
信長の野望やシムシティーなんかのシミュレーションゲームとおんなじです。
取るべき作戦・行動はその状況によって変わります。
営業が上手な人は、恋愛も上手だなんて言いますよね。
営業は自分の持っている商品・サービスを売り込むことです。
商品・サービスを欲しがっていない人のところへ行くよりも、商品・サービスを欲しがっている人のところへ行く方が売れる可能性は高くなりますよね。
恋愛も同じです。
恋愛というのは、自分という商品を売り込むことです。
彼氏がいなくて彼氏が欲しいと思っている女性にアプローチする方が上手くいく可能性は当然高くなります。
彼氏がいなくても彼氏はいらないと思っている女性もいます。
そういった女性にアプローチするくらいなら、彼氏がいるけど最近うまくいっていなくて寂しい気持ちでいる女性にアプローチする方が上手くいくかもしれません。
他にも、よくこんなことってありませんか?
服屋でこっちはゆっくり服を見て選びたいのに、店員さんが近づいてきて「この商品は流行りの形なんですよ」とか、「新商品なんですよ」とか話しかけてきます。
じっくり商品を選びたいお客さんにとっては話しかけられたら迷惑な気持ちになるだけです。
商品をあらかた選び終わって試着室はどこかなと思っているところに、「試着室はこちらです」と話しかければ親切な店員さんと判断されます。
相手が望んでいることをしてはじめて、相手に好意をもってもらえるのです。
営業でよく聞く話に、はじめから商品を売り込んではいけないなんて話を聞いたことがありませんか。
相手が欲していないものを売り込んでも嫌われるだけです。
相手が欲していることを提供してはじめて評価されるのです。
この営業の話って多くの人がそうだよなって分かる話だと思います。
でもこれが恋愛になると分からなくなってしまう人が多いのです。
営業では適切なタイミングで、欲している商品・サービスを提供した方がいいと分かっているのに、恋愛だと分からなくなってしまう人が多いのです。
告白が成功するかどうかは、告白する前に決まっている
(出典:photo by Cheung Tin Yeuk クリエイティブコモンズ)
タイミングが重要というのは、相手の気持ちは一定ではなく、常に変わっているからです。
彼氏がいた人も別れるかもしれないし、以前は彼氏はいらないと言っていた人も彼氏が欲しくなる時が来るかもしれません。
逆だってあります。
彼氏を欲しがっていた人も恋人ができてすっかり落ち着いてしまったり、結婚して相手にもしてくれなくなったりなんてこともあります。
だからまずは相手を知ることです。
相手のことを知って、その人がどんな状況にあるのかを知っていけば、あなたが取るべき行動も決まってくるのです。
そうやって相手の小さな期待に応えることを繰り返して、しだいにお互いの気持ちを高ぶらせていきます。
こんなふうに恋愛は進行するので、若いころのように明確な告白がなくても恋愛が始まることもあります。
積み重ねていった結果、自然と恋愛に発展したってやつです。
そもそも恋愛において、自分も相手も同じくらいの好意をもって進むということは珍しいです。
もしあなたが誰かに片思いをして一方的に思い詰めていたとしても、いきなりどばっと好きな感情を伝えたら、おそらく相手には重いと思われるか、ひどい時には気持ち悪がられるかもしれません。
恋愛はコミュニケーション
(出典:photo by HouChengYen クリエイティブコモンズ)
恋愛をはじめとしたコミュニケーションはキャッチボールのようなものですから、相手が取りやすい球を投げなければなりません。
あなたがいきなり全力投球をしても、相手は全力でなんか投げ返してきません。
あなたが投げるべき球は、相手の気持ちのちょっとだけ上くらいの好意です。
相手の気持ちより少しだけ上の好意を示してあげます。
そうすると相手は少しくらいなら手を伸ばしてボールをとってくれます。
そうやって二人でキャッチボールをしながら、少しずつ気持ちを高め合っていくのです。
告白は相手の自分への好意を高めるためにするもの
告白も特別なことではなく、このコミュニケーションの延長線上にあります。
相手が告白して欲しいなと思っている時、感じている時に告白すればいいのです。
告白は相手の自分への好意をもっと高めるためにするものであり、その効果がないのであればすべきではありません。
そうでない告白は迷惑なだけです。
3回デートをしたから告白、キスをしたから告白、こういった事実で告白のタイミングだと判断するのも間違いですよ。
3回デートをしても、キスをしても、自分のことを好きになっていない女性はいますからね。
絶対に成功する告白のタイミングは、相手が自分を好きになった時
絶対に成功する告白のタイミングは、相手が自分のことを好きになってからする告白です。
相手があなたのことを好きになっていれば、告白のセリフ・言葉はなんでもいいんです。
告白する場所もどこだっていいです。
「好きだ」でも、「好きです」でも「大好きだ」でも、
「一緒にいてください」でも、「お付き合いしてください」でもなんでもいいです。
素直な気持ちを伝えてください。
あなたが言いたかった告白のセリフ・言葉をおもいきり伝えても大丈夫です。
高層階の夜景のきれいなレストランでも、育った町でも、ディズニーランドでも、初めて二人が会った場所でも、どこでもいいです。
好きな場所で告白してください。
相手の気持ちの高まりを見極めて、告白しなければなりません。
絶対に告白が成功するタイミングとは「相手があなたを好きになってから告白する」ことです。
ありのままの自分をはじめから受け入れて欲しいはエゴイズム、傲慢
これを読んだあなたはもしかしたら、恋愛ではありのままの自分を受け入れて欲しいから、こんな計算みたいな恋愛はしたくないと思われたかもしれません。
たしかに交際が始まって、長いあいだ一緒に過ごすようになれば、素の自分を受け入れてもらえないと付き合ってはいけないかもしれません。
でも素の自分を受け入れてもらうのは交際してからです。
相手にも自分のことを好きになってもらってから素の自分を受け入れてもらうのです。
相手があなたのことを好きにもなっていないうちから、俺はありのままの自分を受け入れてもらうんだと行動するのは、勝手な告白と同じように迷惑でしかありません。
ただのエゴイズムです。ただの傲慢です。
理由は、勝手な子どもじみた告白と同じです。
この記事を読んでみて、やっぱり今が告白のタイミングだと思った方もいらっしゃるでしょう。
今が告白のタイミングだと思うけど、それでも勇気が出ないという方におすすめの記事があります。
この記事を読めば、ためらっているあなたの気持ちも告白するぞという気合に溢れることでしょう。
“告白のタイミングと成功するセリフとは?彼女を作る方法” への1件のフィードバック