人見知りで悩んでいる方ってけっこういますよね。
「私って人見知りなんだよね~」なんて言う、自称・人見知りの人も多いです。
日本人は慎み深い性格なのか、「あなたは人見知りですか?」というアンケートをとると、
76%の人が「人見知りです」と答えたというアンケート結果もあります。
(アンケート出典 http://wa.chobirich.com)
つまり、人見知りは日本では多数派なんです。
かくいう私も自称・人見知りの一人ですが、あまり人から人見知りだと思ってもらえません。
むしろ「人見知りしない人だよね」「すごい自然体だよね」なんて言われることが多いです。
そんな自称・人見知りで、人から人見知りとは見られない私が情報を調べたうえで、自分の経験も踏まえて人見知りを直す方法をご紹介します。
人見知りとは?
“従来は子供が知らない人を見て、恥ずかしがったり嫌ったりすることである。(中略)
現在は「人見知り」という言葉を大人についてもよく使う。また、最近ではコミュニケーション、人付き合いが苦手なこと、知り合いや顔見知りの前で自由な感情を表現できない事、を表す用語として使うこともある。”
Wikipediaから引用
人見知りの原因・意味
人見知りの原因は知らない人に警戒心を持つという動物の本能です。
なので人見知りをすることは悪いことではなく、むしろ当然のことです。
動物が生き残るうえで必要な感覚です。
でも一方で、いつまでも人見知りをして友好関係を築けないと、それもまた生物学的には生き残るのに不利です。
人間は集団生活を平和的に行うことでここまで繁栄したわけですから、いつまでも人見知りしているわけにもいかないのです。
みんなと協力した方が生き残りやすいですからね。
人見知りをすることは悪いことではありませんが、いつまでも人見知りをしたままというのが問題なのです。
だったら自分から人と打ち解けられるようになる方法を身につけましょう。
人見知り克服法・直す方法
人見知り克服法・直す方法1 初対面でもあいさつをする
これってすごく大切ですし、また一言目に何を言うかというハードルを下げてくれます。
とりあえずあいさつをしておけば、一言はお互いに口を利きますから。
会話って、なにより一言目に何を言うかが難しくないですか。
話が始まってしまえば、話は意外と続く気がします。
その困る一言目には、とりあえずあいさつ。
居酒屋で一杯目に何を飲むか迷ったら、「とりあえずビール」というのと同じで、とりあえずあいさつしておけばいいんじゃないでしょうか。
なんかあいさつもせず一言も口を利かないままでいると、どんな話で会話を始めるべきかなんて、ごちゃごちゃ考え始めたりしませんか。
このまま沈黙のままでいいのかな、話しかけるべきかなと迷うこともあります。
沈黙が長くなればなるほど、一言目に何を言うかハードルが高くなっていくように錯覚することもあります。
自称・人見知りの私もそんなことがあります。
ごちゃごちゃ考えた挙句、しんとした空気でいきなりこんな話題を出すのは変なのではなんて考えたりして、結局話しかけないまま終わる、なんてこともあります。
あいさつを一言だけして、以後、沈黙なんてこともあるでしょうが、あいさつもないまま沈黙よりはずっといい気がします。
人見知り克服法・直す方法2 聞き上手は喋らせ上手
話すのが苦手な人も聞き上手になろうと言われれば、難しくない気がしませんか。
聞き上手にならなれるんじゃないかと思った方、聞き上手は決して簡単じゃないですよ。
あなたは聞き上手って、相手が話すのを待って話し始めたら適度に相槌を打って、質問も交えながら話を聞くことだと思ってませんか。
私も長いあいだそう思っていましたが、これって聞き上手じゃないですよ。
想像してみてください。
沈黙の状況から話題を見つけて話しかけるのが大変だなと思っているのは、相手も同じです。
相手が話し始めたら、相槌を打つというのも当たり前です。
よっぽどコミュニケーションに難にある人でなければ、人の話に相槌くらい打ちます。
もちろん相槌の仕方にも上手い、下手はありますが。
確かにこれだけでも相手が話すのが好きな人や上手な人なら話は続くと思いますが、すぐに会話が終わってしまう可能性もありますよね。
もしあなたが人見知り脱却のため聞き上手を目指すなら、できればもう一段階上の聞き上手を目指しましょう。
本当の聞き上手とはただ聞いている人ではなく、相手に喋らせるのが上手な人です。
相手が話したくなるようにしてあげられる、話しやすい雰囲気を作ってあげられる人が聞き上手です。
相手が話そうとして話しているのではなく、話したくて話している・自然と話してしまっている状況を作りましょう。
そのためには自分の話を先にしてあげたり、相手が話したい話題を見つけてあげたり、話すきっかけを作ってあげたりすることが有効です。
みんな知らない人には警戒心をもちますから、先にあなたの話をして警戒心を解きましょう。
知らないから警戒するのだから、あなたのことを知ってもらえばいいのです。
次に相手が興味のあること、好きなことは何なのかを見つけます。
なぜならそれが、相手が話したい話題だからです。
相手が興味のあること、好きなことを見つけたら、その話をするきっかけをふってあげましょう。
ここまでできれば相手の人もけっこう話してくれると思います。
相手が気持ちよく話してくれている様子だったら、あとは聞き役に徹しましょう。
相手が話したくて話しているのか、気を遣って話そうとしてくれているのかを見極めなければなりません。
人見知り克服法・直す方法3 初対面の人にする話を決めておく
人見知りは警戒心によって起こるのですから、ぎこちない空気を払拭するためには警戒心をお互いに解けばいいわけです。
できれば大人であれば、その警戒心を解くのを自分の方からできるとスマートですよね。
さきほど聞き上手の話をした時に、先にあなたの話をしましょうとお伝えしました。
あなたのことを知ってもらえば、相手の警戒心は解けます。
といっても何を話すか考えるのは難しいと思うので、毎回同じ話をしてはどうでしょう。
初対面の人とは初めて話すわけですから、あなたが誰かに何度もしている話でも新鮮に聞いてくれます。
あなたの人となりが伝わるようなちょっとしたエピソードを考えておいて、初対面の人と話すときはこの話をすると決めておけば何を話すか迷わずに済みます。
決して自慢話になってはいけません。
ちょっとした失敗談とか、楽しかった出来事とか、できれば親しみをもってもらえるような話がいいでしょう。
あくまで目的は相手の警戒心を解くことだと忘れないでください。
人見知り克服法・直す方法4 「人見知りなんです」と打ち明ける
これって、かなり有効な方法です。
まずあなたがどんな人なのかを伝える話になっていますから、相手の警戒心が薄らぎます。
「私もなんです」
なんて返事がくることもけっこうあると思います。
こうなると二人には人見知りという共通点ができますから、親しみが生まれますね。
会話の突破口になる可能性もあります。
「人見知り」という打ち明けに限らず、人と仲良くなるのに打ち明け話はとても有効ですよ。
相手の心を開きたければ、まずは自分が心を開くことです。
人見知り克服法・直す方法5 人見知りで何が悪いと開き直る
これもかなり有効です。
あまり人見知りである自分を否定する必要はありません。
人見知りで何が悪いと開き直ってしまえば、沈黙が怖くなくなります。
人見知りは悪いことじゃないので、「私は人見知りなんです」と打ち明けやすくもなります。
人見知りだと意識すると、余計に人見知りになってしまいます。
知らない人といることを特に気にしなければいいのです。
知らない人といるという意識が薄らげば自然に振る舞えますから、すでに人見知りではなくなっている、そんな気がしませんか。
相手のことを知っているとか、知らないとか気にしないくらいの境地に達すれば、人見知りは直っています。
自分が人見知りであることを忘れてしまいましょう。
人見知りを直すより、相手に自分は敵ではないことを伝える
以上、5つ人見知りを直す方法としてご紹介しました。
本当に人見知りをしないようになるために有効な方法です。
人見知りは相手のことを知らないことが原因で起こる警戒心です。
無理して人見知りを直そうとしなくてもいいので、人見知りを直すというより相手に自分は敵ではないことを伝えるんだと考えましょう。
自分から話しかけることがむり
学校いや